「京 翠嵐(きょう・すいらん)」は翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都にある和フレンチのレストランです。レストランからは日本庭園が臨めるほか、レストランの建物自体が歴史的建築物であり、食事の内容も場所も大変趣きの深いレストランとなっています。
今回、翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都に宿泊したこともあり、京翠嵐でのディナーを楽しんできました。レストラン内装とか、お料理とかについてご紹介しようと思います。
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京 翠嵐
▲京翠嵐は、「京の季節の食材を生かしながら世界無形文化遺産“WASHOKU”の伝統である会席料理のスタイルと技法にフレンチの美意識を融合した今までにないスタイルの料理を提供している」とのこと。
またレストランの建物自体が、「川崎正蔵(川崎重工創始者)の別荘として建てられ、嵐山御殿と称された豪壮華麗な旧「延命閣」の金砂子を用いた床の間や、川崎家の家紋入り七宝の釘隠などを修復・復元し、そこに組紐をイメージしたシャンデリアや朱色の家具を配した邸宅」であるとのことで、事前に知っていると歴史的建築物であることを意識して色々探して愉しみながらお食事を頂けるかとも思います。
▲中はこんな感じ。邸宅の中にテーブルが並べられているような空間で、窓側の席を案内されました。
紫翠-しすい-
▲ディナーは「紫翠(¥16,000-)」、「錦繍(¥21,000-)」の2コースから選ぶ事が出来ます。
ディナーメニューへのリンク
▲「TAI」デクリネゾン。
デクリネゾン(declinaison)とは、フランス語で「ある食材を複数の異なるアプローチで仕立て供すること」だそうです。昆布締め、ココナッツ風、炙り、押し寿司と、鯛が沢山でこりゃめでたい状態でした。
▲「ZONI」帆立真蒸 占地 法蓮草。
続いて帆立真蒸です。料理の味付けも素材を引き出す感じで見事なのですが、椀の絵柄も繊細で器にもこだわりを感じます。
▲「SASHIMI」本日のお造り。
スポイトに入ったオリーブオイルと、塩、刺身醤油で頂くなんともフレンチなお造りです。
▲「CRAB」カレー粉 キャベツ。
▲「BURI」ブリ大根 キャビア。
まさかのブリ大根。脂ののった旬のブリと大根のムース。これは非常にフレンチですね。そして、手前のキャビアが良いアクセントになります。
▲「?」( )
こちらは旬で採れたてのものを出すので、メニューでは「?()」と表記されているそうです。今回は「海老芋揚げ」でした。
▲「TORI」赤鶏 フォアグラ味噌漬け 葱。
▲「UNI」留椀 龍の瞳 漬物。
「龍の瞳」は岐阜県の下呂で見つかったお米で、通常の米よりも粒の大きい事を特徴としています。「龍の瞳」が食べられるレストランは限定されているようで、こんなところで食べられるなんて!といった感じですね。
▲「KANMI」和三盆 焦し 豆乳。
何とも素朴な味がしました。子供の頃を思い出すかのような味。
▲「KAJITSU」果実。
ドライアイスの演出がドラマティックですが、中の果実はメロンと白い苺でした。白い苺は高級品として持て囃されているようで(知りませんでした。。。)、通常の苺の2倍くらいするのだとか。甘いのを期待していましたが、お味は「う〜ん、普通の苺」って感じでした。
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Bottom Line
翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都内にあるレストラン「京 翠嵐(きょう すいらん)」でのディナーをご紹介しました。量もちょうど良く、普段なかなか食べられない食材や、和洋折衷が見事になされた料理が美味しくて、満足なディナーとなりました。少しフレンチに前のめりになっている感はさておき。京翠嵐から臨む日本庭園も雪が降って、幻想的な感じで楽しむ事が出来ました。
ディナーはコースで大体、一人¥19,000〜23,000-(サービス料込)くらいと結構高めですので、大事な人との食事や記念日など、割とフォーマルな場面での利用がメインになるかな思います。有料ですが、アニバーサリーデザート等はあらかじめ依頼しておくことができるようです。
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