「アンダーズ東京」は、2014年6月に東京・虎ノ門に開業した高級ホテルです。ヒンディ語でパーソナルスタイルを意味する「アンダーズ」は、ハイアットが手がける高級デザインホテルブランドです。ラグジュアリーでありながら、自宅にいるように寛げることをウリにしています。東京に出来て和モダンでおしゃれな内装がSNSなどで話題となっていました。私自身、前々から気になっていたものの、中々足を運ぶ機会がありませんでした。
今回、2月下旬に宿泊する機会が出来たので、お部屋、ラウンジ等、体験してきた事をご紹介しようと思います。
- アンダーズ東京
- レセプションとチェックイン
- お部屋(パークビュー・キング)
- 館内散策
- アンダーズラウンジ
- 食事@the tavern GRILL&LOUNGE
- 和朝食@ルームサービス
- Bottom Line
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アンダーズ東京
▲アンダーズ東京は、虎ノ門ヒルズの47~52Fに入っており、東京タワーや東京スカイツリー、また皇居などといった東京各所の眺望が臨めます。また客室数は164室と少々多めですが、客室はスタンダードルームでも50㎡あり、お部屋はかなりゆったりした造りになっています。
https://www.hyatt.com/ja-JP/hotel/japan/andaz-tokyo-toranomon-hills/tyoaz
▲アンダーズへの入口です。虎ノ門ヒルズとは別の入口が用意されています。
▲玄関からレセプションに向かうには、エレベータに乗って51Fへ行くのですが、道中の所々にアンダーズのエンブレムなどや、高級デザインホテルらしい装飾がなされていました。そして51Fに着いての眺望は、見事の一言ですね。
レセプションとチェックイン
▲アンダーズ東京でのチェックインは、アンダーズラウンジで行われます。ラウンジに通され、ウェルカムドリンクを頂きながらのチェックインです。私はアップルジュースを頂きましたが、他にも色々ありました。
また、52Fのルーフトップバーでウェルカムとして一杯頂けるという特典や、朝食はお部屋でのルームサービスにも変更可能だといったような説明を頂きました。
▲諸々説明頂いた後、お部屋に案内されていくのですが、その間の廊下等も洗練されていますね。大人な感じを受けます。
お部屋(パークビュー・キング)
▲お部屋の全景はこんな感じ。窓が大きいのと、ロングソファ・デスクが印象的なガーデンビューのお部屋です。眼下には東京都下の景色、日比谷公園〜皇居周辺がみえます。
▲ベッドもふかふか。キングサイズのベッドで良く眠れそうです。また窓を向いた配置なので、朝日ですっきりと起きられそうな感じ。普段の疲れがとれそうですね。
▲テレビもしっかりPanasonicの大型テレビです。こういったホテルにステイする際には、FirestickTVやChromecastなんかを持っていくのもよいですね。
▲窓近くに配されたチェアやデスクなんかも、若干の「和」テイストが入っていて、こだわりを感じます。
▲お部屋の手前はこんな感じで、こちらもシックです。こちら側には水周りとクローゼットが機能的に配置されていました。
窓からのビュー
▲ロングソファ・チェアからの眺望はこんな感じ。座って、東京の都市を眺めて過ごすのも悪くないです。
▲ガーデンビューのお部屋は手前で高層ビル工事中だったので、眺望は残念な感じでした。もっと前に泊まっておけば、皇居から大手町のビル群、東京スカイツリーまで綺麗に見渡せたのでしょう。ちょっと残念。
▲建機に隠れて見にくいですが、スカイツリーのライトアップも若干見えます。手前で高層ビル建設をしていますが、さすがに東京。その夜景、朝・昼の景色と時間によってその貌は大きく変わりますね。
水周りとアメニティ
▲シンクは一カ所ですが、洗面台は鏡も含めて広く、大きくスペースがとられています。
▲歯ブラシ等のアメニティセットも木の箱の中。アメニティの箱がそれぞれ組み木のようになっています。こだわりが深いです。
▲バスはこんな感じで円形なんです。
▲お湯もこんな感じで供されるので、ラグジュアリー感溢れます。
▲アメニティはペリカン石けんです。ボトルを含め、ホテルオリジナルのもののようで、季節に応じたフレーバーを出しているようです。冬は「ゆず」の香りでした。
▲部屋用のスリッパもありがちな白一色のものではなく、「和」を感じるデザインのものでした。これもなかなか良いですね。
▲部屋のお掃除札もよくある紙のものでなく、木製のオリジナルのものでした。
▲滞在者向けに「handy」も用意されています。外国からのゲストを意識したものでしょう。言語設定も英語になっていました。
ミニバー
▲ミニバーには、無料の水〜ソフトドリンク、アルコールが用意されていました。アルコール以外のソフトドリンクは無料ということで、アルコールさえ飲まなければ、悠々と利用する事が出来ますね。
▲エスプレッソマシンにも水が既に用意されています。また、急須も用意されています。
カードキー
▲カードキーはこんな感じ。虎の模様でしょうか。
▲部屋着も。和風なものが用意されています。私は寝るときに利用しました。旅館に泊まっているかのような気持ちになります。
館内散策
▲せっかく宿泊しているので、館内のアートや設備を散策して廻りました。こちらは有名なエレベータ内の装飾。エレベータ毎に違うものが用意されているので、毎回違うエレベータに乗ってみたくなってしまいます。
▲レセプション付近には、江戸組子。非常に見事で滞在中は、何度も見入っていました。
▲レセプションとアンダーズラウンジの間にある椅子。座ってみましたが、これもなんとも不思議で近未来的な感じを受けます。
▲エレベータホールにある「ANdAZ」の文字。SNSに投稿される写真等をみて知っていましたが、思っていたよりも大きい文字だったので驚きました。
アンダーズラウンジ
▲宿泊者には専用ラウンジとして、「アンダーズラウンジ」が用意されています。木のテーブルが印象的な、開放的でリビングルーム的なラウンジです。宿泊者なら誰でも利用可能で、 チェックイン・アウトなどもこちらで行っていただけます。
▲全体感はこんな感じ。宿泊フロア用エレベータホールの近くにあるので、すごい開放的です。
カクテルタイム(18:00~20:00)
▲カクテルタイムには、ワイン、日本酒スパークリングなどのほか、リクエストでカクテルも作っていただくことが出来ました。
▲一口サイズくらいのオードブルも提供されます。フードの提供は順次行われるので、人が大量にきてフードがすぐなくなってしまうような事態にはなりませんでした。
そのほかの時間帯
▲そのほかの時間帯はこんな感じで、スナックとジュース類、コーヒー、紅茶などが提供されている感じでした。ラウンジには柚子の香りが漂い、寛ぎながら過ごせる感じでした。
食事@the tavern GRILL&LOUNGE
▲51Fには、the tavern grill&LOUNGEが食事処として用意されています。tavernは「居酒屋」の意味なので、何でも出しますということでしょうか。景色も良いので使い勝手は良いと思います。
▲昼食に「ザ・タヴァン」を利用しました。ランチコース、ランチボックスもありますが、アラカルトで頼みました。フードとしては、焼うどんからポークステーキ、サンドウィッチ何かの軽食まで揃っています。どれも味も見た目にも美味でした。
和朝食@ルームサービス
▲アンダーズ東京での朝食は、通常、ザ・タヴァンでのビュッフェですが、今回宿泊のプランでは朝食をルームサービスに変更することもできたので、こちらの和朝食をオーダーしてみました。この日は木のお重とごはんとサラダ、汁物、ドリンクです。
▲お重の中はこんな感じ。いくらに、カニにマグロ、そしてえび。ご馳走です。
▲恒例の朝食のお魚。アンダーズの鮭は、塩っ辛すぎず、素材の味を活かすような味でした。これもまた美味です。
Bottom Line
東京・虎ノ門の高級ホテル「アンダーズ東京」に宿泊してきました。
ハイアットが意図するアンダーズのコンセプト、「ラグジュアリーでありながら、自宅にいるように寛げること」を体感できた気がします。ルーフトップバーに立ち寄ることが出来なかったのは残念ですが、アンダーズラウンジやルームサービスなどホテルの重厚なサービス、そしてホテル内の和モダンでおしゃれでコンセプチュアルな内装で過ごす時間は、非常に価値あるものだったと思います。
是非また訪れたいなーと思いますが、東京のホテルは値段が高止まり、どころかまだ上がっている気がするので、しっかり時期、セールを見計らって宿泊しに行きたいなと思います。
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