2018.6.に神奈川・箱根へ行ってきました。箱根といえば、温泉・保養地。強羅あたりには沢山の旅館、お土産屋さんが軒を連ねています。今回はその中でも、有名な強羅花扇に訪れました。評判よく伺っていたので、梅雨の季節ですが、夕朝食付きのプランで非常に愉しみにしていきました。
スポンサーリンク
強羅花扇 円かの杜
▲強羅花扇さんといえば、箱根でも有名な高級旅館グループ。その中でも今回お邪魔した「円かの杜」は2014年開業の新しい御宿。全客室は20室しかなく、全室露天風呂付きという何とも贅沢な旅館です。花扇さんは、岐阜の飛騨高山の旅館が営むグループで、お料理に飛騨牛が出されるなど、お料理にも特徴があります。
アクセス
小田原〜強羅駅までは、箱根登山鉄道で約60分。
強羅駅から御宿までは、強羅近辺から電話することで、送迎(無料)してもらえます。
チェックイン・チェックアウト
▲沢山の従業員の方に迎えられて後、こちらのロビーでチェックインです。チェックイン・アウトはドリンクを頂き、庭を見ながらゆっくりすることができます。
▲ウェルカムドリンクのビールを頂き庭を見ながらのチェックイン。
▲本日のお部屋に案内して頂きます。今回はスタンダードルームの207柚香菊(ゆうかぎく)です。
本日のお部屋(207柚香菊)
▲お部屋の全景。8畳の畳敷きと、露天。必要なものは全て揃っています。足の低い和ベッドが設えてあり、和室であることが活きますね。ベランダにはプライベート露天があります。
▲テーブルと椅子。お部屋に入って、お茶菓子と二度目のウェルカムドリンクを頂きます。
▲しぼりたてのオレンジジュースとオリジナルお茶菓子。
▲冷蔵庫内は気持ち寂しめですが、宿泊料込の飲み放題です。
水周りとアメニティ
▲水周りです。テーブルは一枚板でできています。和風ですね。
▲男性用にNYで洗練されたエレガントさが売りのブランド「Paul Stuart」のアメニティ。女性用には、ANA国際線ファーストクラスで採用されたこともある資生堂の最高級ブランド「Le MONDOR」のアメニティが用意されています。
▲シャンプーリンスには、こちらのノンシリコンシャンプーも用意されています。TAMANOHADAは東京墨田区で110年続く老舗のオリジナルブランド。003はローズの香りですが、他のフレーバーのものもエントランス横で売られています。
▲エスプレッソマシンはillyのFRANCISFRANCISが用意されています。
▲お部屋の鍵は、組み木細工。箱根の伝統を感じるとともに、非常に可愛らしい細工となっています。
▲お部屋にさりげなく配置してある照明も、和室に合うおしゃれなものとなっています。
露天風呂
▲お部屋には露天も。かけながしとなっており、屋根、塀もちゃんとあるので、ゆったり周囲を気にせず入れます。
▲部屋からの箱根の景色。町はあまり見えませんが、箱根の山々がきれいにみえます。
大浴場
▲エントランスから大浴場への階段。部屋毎の露天のほか、大浴場があります。
▲男女別に自然の中にある大浴場が用意されています。私が行ったタイミングでは他の宿泊客の方はいなかったので、大自然の中でひとりきり。ゆったり入れました。湯中りにご用心。
▲浴場の横には、待ち合いスペース。お茶が用意されているので、いくらでも待っていられます。
夕食「水無月のお献立」
▲前菜です。鯵の小袖寿司や白玉南京紫陽花といった季節の小皿が並びます。飲み物も様々、地元のお酒から名の知れたワイン、またJAL国際線ファーストクラスでも出されるお茶、クイーンオブブルーなんかも用意されています。
▲小吸物です。玉子豆腐、オクラ、柚が添えられた鱸の汐焼目です。味付けはちょうど良い感じ。
▲お造りです。鮪、鱧、甘エビと並ぶほか、胡麻豆腐がアクセントになっています。こちらも美味。
▲焚合せです。鰊茄子と湯葉、お麩です。こちらも優しい味付けです。
▲台の物は、飛騨牛ステーキを自分の好みで焼く事が出来ます。牛は一口サイズ。
▲こんな感じで、お野菜と一緒に陶板でじゅーじゅー焼きます。美味。
▲焼肴です。金目鯛化粧焼。金目鯛と青梅が紫陽花の花に彩られています。
▲留碗と御飯です。飛騨米のコシヒカリと赤出汁。
▲水物として、旬の果物が出されました。最後に口の中がすっきりとしてよかったです。
夜の旅館散策
▲夕食を頂いた後、寝るまでの時間に旅館と付近を探検してみました。こちらはエントランスフロア。人がおらず静まり返っています。
▲玄関付近。いつでも外に出てよいように、履物が準備されています。と、ここで従業員の方に見つかったので記念撮影して頂きました。
▲浄瑠璃とかに出てきそうな古めかしい感じの人形、絢爛豪華な衝立が飾ってあります。
▲外に出てすぐのところには、灯籠のようなのもあります。こんなワンポイントが素敵ですね。
蔵バー「こだま」
▲館内には、蔵を改築したというバーも併設されています。宿泊者はこちらで一杯頂けるとの事だったので、行ってみました。
▲蔵バーの中はこんな感じ。音楽と蔵の雰囲気がよく、長い時間経ってしまいそうなバーでした。バーカウンターも一枚板で作ったそうで、こだわりが各所に感じられます。
朝食
▲全体です。夕食とはうってかわって、ヘルシーな感じのお食事です。
▲台の物は、茄子とふろふき大根。だしのしみ込んだ大根が、朝に合います。
▲水物として、スイカ、キウィ、パイナップル。どれも一口サイズで朝からでも食べやすいです。
Bottom Line
2018.6.に神奈川・箱根へ行ってきました。箱根の中でも、有名な強羅花扇さんに訪れました。今回お邪魔した「円かの杜」は2014年開業の新しい御宿。全客室は20室しかなく、全室露天風呂付きという何とも贅沢な旅館です。評判をよく伺っていたので、梅雨の季節ですが、夕朝食付きのプランで非常に愉しみにしていき、まさにその通りでした。お料理には、その季節に旬の物が彩り豊かに使用されており、台の物には飛騨牛が出されるなど、味覚だけでなく視覚にも愉しむ事が出来ました。箱根・強羅の奥にある御宿ですが、送り迎え、部屋案内等のホスピタリティ、露天風呂等の設備、先述の料理どれをとってもよい宿だと思いました。箱根に来たら是非再訪したい御宿です。
スポンサーリンク