2018年2月末、大阪へ足を運びました。観光する時間はあまりとれていないのですが、何カ所か観光で巡った場所をご紹介します。
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大阪府立中之島図書館
▲大阪・中之島にある府立図書館です。こちらは、1904年(明治37年)に住友家により寄贈、建築されたネオ・バロック様式の建物で、空襲などの戦災を逃れ、現在国の重要文化財に指定されています。図書館の蔵書数は55万冊です。
▲図書館の玄関です。荘厳な神殿、芸術のような造りですね。一見、図書館とは信じられない建物です。
▲玄関を入ってすぐにある階段です。図書館内には、図書室の他、モダンでおしゃれなカフェレストラン、ギフトショップもあります。図書室は様々な本が収蔵、利用者もたくさんいました。新しいものと古いものとが上手く融合している空間でした。
▲中之島を歩いて行くと、紅梅が花を咲かせていました。平安の昔から言われているように、紅梅は美しいものですね。時節を感じる事もできました。
独立行政法人造幣局
▲大阪府北区天満にある独立行政法人造幣局は、日本に流通している硬貨の製造、及び勲章や褒章の作成などを行っています。造幣局は、工場見学も受け付けていますが今回は行きませんでした。
桜の通り抜け
▲造幣局構内には、さくら名所100選として知られる桜の通り抜けがあり、桜の咲く頃には多くの人で賑わいます。100種類以上の桜が植えられており、ソメイヨシノだけではなく、山桜や遅咲きの八重桜など、3週間くらい花見ができるようです。
▲造幣局構内。4月には桜が満開になるのですが、2月末くらい、さすがにまだつぼみでした。
▲構内には、明治時代のガス灯もあります。
造幣博物館
▲造幣局構内には、造幣博物館があります。造幣博物館では、貨幣や貨幣の製造、またそれらの歴史に関する展示があり、お金のことを様々学ぶ事が出来ます。非常に面白い展示ばかりなのですが、かいつまんでご紹介します。
ちなみに、桜の通り抜けが開放されている期間、博物館は閉鎖されているので、期間中来館したい場合は注意が必要です。
▲造幣博物館内には、硬貨や硬貨の製造にまつわるものが沢山展示してあります。例えば、この円形。このままだと何になるかよくわかりません。
▲出来上がり。現金な話ですが、この姿になるとすごい興味がでますね。
▲オリンピックの入賞メダルなんかもこちらで作成されるそうです。七宝なども使用されるそうで、美しいですね。
▲造幣局と言えば、これ。プルーフ貨幣。美しいから欲しいなぁと思うのですが、高いので躊躇してしまいます。ちなみに、造幣局のショップで販売されています。
▲大判小判といった、かつて流通していた貨幣も展示されています。ため息がでそう。
▲珍しい現行貨幣もたくさんあります。こちらはエッフェル塔が3Dになっている硬貨。世界は広いですね。展示を通して、こんな貨幣・硬貨があり、こんな使い方もされるのだなと思わされます。
Bottom Line
▲天満橋から水上バス。
中之島図書館、造幣局とその博物館についてご紹介しました。食の都・大阪のイメージが個人的には強く、大阪に来ると食べ歩きをしてしまう事が多いのですが、歴史のある建築、個性的なスポットも多くあり、そちらも巡っていきたいなと思いました。
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