2017年11月某日に、山形県・上山市にある「日本の宿 古窯」さんに宿泊してきました。 古窯さんは、42年間、プロが選ぶ旅館百選に選ばれている「おもてなし」が自慢の宿。米沢牛や地元産有機野菜を素材にした会席料理も楽しめる、いわゆる一度は泊まってみたい旅館です。
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日本の宿 古窯
日本の宿 古窯さんHPより、館内ご案内の端書きです。
古窯では、日本古来の歳時記や里の季節感を大切に お客様をお迎えいたしております。ゆったり流れるときにもたれるような 旅の始まりをお楽しみください。
季節感や里といった所の価値観を大事にされているお宿、ということで、私自身ずっと訪れてみたい宿の一つでした。今回、時間がとれ、かつお宿を予約できたので行ってみました。
関連リンク
▼公式サイトです。
▼JALの温泉マイルがたまるプランもあります。たまらないプランもあるので、要確認しましょう。
新幹線で山形へ。
▲かみのやま温泉へは、山形新幹線つばさで向かいます。
▲山形新幹線つばさの車内。2-2のシートです。東京駅から新幹線で2時間半です。
▲無事、かみのやま温泉に到着。
▲山形には、県の形を模した「きてけろくん」というキャラがいるんですね。「きてけろ」は、そのまま「きてください」という意味。結構かわいい。
▲JRかみのやま温泉駅舎です。
▲お宿から、シャトルバスでのお迎えがあります。このバスに乗って5分ほどで古窯へ。
日本の宿 古窯へ
▲こちらが古窯の全景。結構大きめの旅館です。手前には、2014年に出来たパティスリー「菓子工房KOYO」があります。こちらでは、宿泊なしでも古窯自慢の「窯プリン」やその他スイーツを頂く事が出来ます。
▲こちらは宿の名前である「古窯」の由来でもある、須恵器の窯の遺跡が発見された事を説明しています。何でも奈良朝時代の須恵器の破片が出土したため、館名を古窯と改め、名物の楽焼も始めたとのこと。楽焼とその回廊については、後述します。
▲さてさて、玄関から入って行きましょう。
▲ロビーはこんな感じ広々しています。
▲ロビー奥には、見事としか言いようの無い絢爛豪華な胡蝶蘭。ここで荷物を降ろし、チェックインをしてもらいます。
お部屋
宿泊のチェックインが終わったら、仲居さんに連れられて部屋まで向かいます。
▲ちらっと見える部屋の感じ。期待が高まります。
▲今回は、和室十畳のお部屋。座卓の上には、お着き菓子が。
▲仲居さんにお茶を入れてもらい、お菓子(らくやき・かすてら・ぴーかんなっつ)を頂きます。特にらくやきが、かりっふわっと、丁度よい甘さでまったりしました。ここらへんにも「日本の宿」のおもてなしを感じます。
▲浴衣。古窯オリジナルです。アメニティ一式と、足袋も頂けます。
▲窓側の景色。葉山側です。
▲眼下には先ほどのエントランスが見え、遠くには山が見えます。紅葉がちらほら。
▲室内の額縁。駒草は、高山植物なので蔵王連峰のことを言っているものと思われます。
▲お花も生けてあります。季節のお花だと思いますが、わかりませんでした。
館内散策
▲古窯名物の楽焼です。各界の著名な方が作成されていて、回廊まであります。
▲気になった楽焼です。どの役職の島耕作なんでしょうか、気になります。
▲千代の富士に、小池都知事のもの。
▲花の慶次。流石に画家さんは、画を描かれている方が多かったです。この他にもたくさん著名な方の楽焼きがあり、時間を忘れる程楽しめます。古窯へ足を運ばれる方は必見です。
▲こちらで楽焼の絵入れを体験する事も出来ます。絵付けして、焼いてもらって、翌日受け取れるそうです。
▲増築時に発見された須恵器の破片が展示されています。
お食事(夕食)
▲夕食会場へ。古窯の限定酒が置いてあります。山形牛の文字に気持ちが高まります。
▲水槽にお魚。鯛系ですかね。
▲夕食会場、ちょっとだけポップな感じです。
▲夕食会場は個室です。
▲お食事の全景。特に米沢牛が楽しみです。
▲ステーキ膳の献立。全13品です。
▲上山城型の器と、柿と、かかし。見た目もかわいい。
▲季節の小鉢。
▲松茸の土瓶蒸し。個人的に、秋の味覚の中でも土瓶蒸しは特に大好物。うまい!
▲おさしみ。氷のかまくらに入って出てきます。マグロと鯛。海のものもうまい。
▲そして米沢牛。
▲「じゅわじゅわと、焼ける姿も、米沢牛」。美しいです。肉も柔らかさと噛みごたえが同居していて、おいしい。
▲山形名物芋煮。温かくて落ち着きます。味も濃すぎず、丁度よい。
▲山形のつや姫と田舎仕立て椀、お漬け物。サクランボの漬け物が印象深かったです。甘くなく、浅漬けの味がしました。
▲デザートは古窯名物の窯プリン。甘さ控えめで大人な味。味の濃い個性的な料理が多いので、デザートの味として丁度良い感じです。
イベント
▲太鼓イベントがありました。迫力があり、その臨場感に飲まれそうになります。
▲夜は外でかがり火がたかれています。雰囲気あります。
朝食(ビュッフェ)
▲会場までの道すがら、山形花笠まつりの花笠が飾ってありました。
▲また、こんなものも。和紙に金字で愛。直江兼続かな。
▲つや姫の新米であるアピール。おいしいお米大好物です。
▲ビュッフェ会場。のぼりもあがっていて大盛況です。
▲食事会場。この日は遅めの朝食だったのですが、人がいっぱいでした。早めに行く方がゆっくり食べられると思います。
▲ビュッフェはこんな感じ。明太子やシャインマスカットなんかもあり、充実した内容だったと思います。私は頂きませんでしたが、米沢牛カレーがあり、そちらも人気でした。
Bottom Line
山形・かみのやま温泉の日本の宿 古窯さんに宿泊してきました。「歳時記や里の季節感を大切に」との言葉通り、お部屋や食事、そのほか廊下の一スペースなど、所々に山形や折々の季節を感じることができました。かみのやま温泉、山形に行く事があれば、一度は宿泊してみたい旅館であると思います。
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